ナチュログ管理画面 フライフィッシング  フライフィッシング 北陸・甲信越 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2019年05月02日

試し釣りの結末

画像ではわかりにくいけれど、ここはけっこうな薮沢。
釣れる魚の大半は合わせが強いと手前に飛んで来ちゃうような木っ端岩魚である。
箸置きやアクセサリーの類をイメージすればよろしい。

先月、KONちゃんとB場ちゃんがここで初釣りを済ませているが、察するところ、サオをしならせるほどの魚体では無かったに違いない。


この日。
朝から降り続く雨。
こんな日にわざわざ出掛けて行く釣り師がいたらお利口さんとは言い難い。

身体には堪えるけれど、試し釣りにはちょうどいいのではないだろうか。

車は一台も停まっておらず、思惑通りである。


さて、肝心の試し釣りはどうであろうか。








逆転の発想とか、状況証拠の積み重ねなどと偉そうなセリフを吐いておきながらこの日の釣果はゼロである。
釣り師として不徳の致すところである。

要するに、スレた釣り師が行き着くのはせいぜいそんなところである。


小雨に耐え、背中を丸めながらお昼ご飯。



このところ、働き方を含めてコンビニ業界の在り方が問われているようであるが、この食料品はコンビニではなくスーパーで買ってきたものである。

カップ麺が89円、おにぎりが一つ59円。
合計で税別266円だから、おおよそコンビニの半値である。

元号が変わったところで僕の懐具合が変わるわけではない。
それが現実である。






さて。
この温泉の開湯にあたっては福島正則が深く関わったことになっている。




詠み人は著名な俳人である。




一方、釣果に恵まれず、濡れ鼠のように這う這うの体で辿り着いた釣り師は廃人のようである。


そんな釣り師にも、このお湯は分け隔てなく平等である。