2018年01月29日
仕事をサボる釣り師たち・ダイヤモンドのスピニングリール
少年時代に釣具店に出掛けて行くと、仕事をサボって屯しているおっさんたちがいた。
大工、土建屋、床屋、水産問屋、酒屋、運送業者、タクシーの運転手、新車の販売員など、多種多様な職種のおっさんたちが仕事をサボっていたのである。
見掛けなかったのは公務員ぐらいだ。
一人だけ、非番の警察官がたまに来ていたけれど。
僕はと言えば、あまり学校が面白くなかったから、時々出掛けて行って、当時はとても手が出せなかったミッチェルやアブのスピニングリールを眺めたり、仕事をサボっているおっさんたちが釣った魚の魚拓を見て、思いを馳せたりしていたのである。
ある時にやっと買えたのが、大森製作所で作っていたコメットというこのスピニングリール。
仕事に就いてから、釣りに行けなかった時期があったり、フライフィッシングを始めたりしたから、ずいぶん長い間タンスの肥やしにしてしまった。
あのおっさんたちは、年齢的にもう釣り場には立てないに違いない。
大半は、亡くなられたかもしれない。
今の僕は、当時のおっさんたちの年齢を通り越しつつある。
もう井戸端会議ができる釣具店は無い。
仕事は適度にサボっているけれど。
今の釣り師たちは、こんな古い道具には見向きもしないことと思う。
懐かしいから今度使ってみようかな。
多分、釣れないだろうけれど。
まあ、それもいいか。
僕はルアーフィッシングの成功体験に乏しい。
大工、土建屋、床屋、水産問屋、酒屋、運送業者、タクシーの運転手、新車の販売員など、多種多様な職種のおっさんたちが仕事をサボっていたのである。
見掛けなかったのは公務員ぐらいだ。
一人だけ、非番の警察官がたまに来ていたけれど。
僕はと言えば、あまり学校が面白くなかったから、時々出掛けて行って、当時はとても手が出せなかったミッチェルやアブのスピニングリールを眺めたり、仕事をサボっているおっさんたちが釣った魚の魚拓を見て、思いを馳せたりしていたのである。
ある時にやっと買えたのが、大森製作所で作っていたコメットというこのスピニングリール。
仕事に就いてから、釣りに行けなかった時期があったり、フライフィッシングを始めたりしたから、ずいぶん長い間タンスの肥やしにしてしまった。
あのおっさんたちは、年齢的にもう釣り場には立てないに違いない。
大半は、亡くなられたかもしれない。
今の僕は、当時のおっさんたちの年齢を通り越しつつある。
もう井戸端会議ができる釣具店は無い。
仕事は適度にサボっているけれど。
今の釣り師たちは、こんな古い道具には見向きもしないことと思う。
懐かしいから今度使ってみようかな。
多分、釣れないだろうけれど。
まあ、それもいいか。
僕はルアーフィッシングの成功体験に乏しい。
Posted by SFM at 20:03│Comments(0)
│釣り師の日常