2019年02月06日
釣り師の歴史探訪 第三弾 福島正則の墓
千曲川の右岸に栗菓子と葛飾北斎を目玉にした観光地がある。
観光客を歩かせる通りは前後左右、こげ茶色や黄土色の建物で統一され、全国展開をしている商業店舗のコーポレートカラーなどは受け付けず、要するにそれらしい雰囲気が演出されているのである。
どこかワノ国を思わせる。
そのあたりから少し外れた山裾にある岩松院に福島正則の墓がある。


仁王門を通って本堂の左脇を抜けた斜面に墓があって、見るのはタダである。
ちなみに、本堂の天井には鳳凰の天井画が設えてある。
これは実に著名であるが、見るのはタダではない。

例によって、僕がお伝えできるのは画像だけである。



季節になると、この寺の池にはヒキガエルが集い、雄雌混然と入り乱れ、結局のところ産卵などをいたすのである。
その頃、裏山では足の踏み場に困るぐらいにカタクリの花が咲く。
東西南北、どこを向いても温泉には不自由しない土地柄である。
ここからそれほど近くはないけれど、北に向かった山合いにある玉村本店という酒造所に真冬の季節だけ店頭に並ぶ生酒の新酒がある。
草木も凍える厳冬期、この冷えた生酒をやるのが僕のささやかな楽しみである。

この生酒のために真鯛の兜焼きを仕立ててくれたのは師である。
薄く塩を打って、一夜干しにした真鯛の頭をさらに粕漬けで仕上げた一品。
頭骨に詰まった身を、いちいち箸先でせせる根気の要る作業であるから、下戸殿各位にお勧めいたすのはいかがなものであろうか。
気になる方はこちらをどうぞ。
https://blog.goo.ne.jp/amagawaamagawa/e/06f91e2268249b47f6e099dbd87a6097
観光客を歩かせる通りは前後左右、こげ茶色や黄土色の建物で統一され、全国展開をしている商業店舗のコーポレートカラーなどは受け付けず、要するにそれらしい雰囲気が演出されているのである。
どこかワノ国を思わせる。
そのあたりから少し外れた山裾にある岩松院に福島正則の墓がある。
仁王門を通って本堂の左脇を抜けた斜面に墓があって、見るのはタダである。
ちなみに、本堂の天井には鳳凰の天井画が設えてある。
これは実に著名であるが、見るのはタダではない。
例によって、僕がお伝えできるのは画像だけである。
季節になると、この寺の池にはヒキガエルが集い、雄雌混然と入り乱れ、結局のところ産卵などをいたすのである。
その頃、裏山では足の踏み場に困るぐらいにカタクリの花が咲く。
東西南北、どこを向いても温泉には不自由しない土地柄である。
ここからそれほど近くはないけれど、北に向かった山合いにある玉村本店という酒造所に真冬の季節だけ店頭に並ぶ生酒の新酒がある。
草木も凍える厳冬期、この冷えた生酒をやるのが僕のささやかな楽しみである。
この生酒のために真鯛の兜焼きを仕立ててくれたのは師である。
薄く塩を打って、一夜干しにした真鯛の頭をさらに粕漬けで仕上げた一品。
頭骨に詰まった身を、いちいち箸先でせせる根気の要る作業であるから、下戸殿各位にお勧めいたすのはいかがなものであろうか。
気になる方はこちらをどうぞ。
https://blog.goo.ne.jp/amagawaamagawa/e/06f91e2268249b47f6e099dbd87a6097
Posted by SFM at 19:36│Comments(2)
│釣り師の日常
この記事へのコメント
こんばんわ(^^)/
福島正則編、リクエストに早速の行動ありがとうございます~(^^ゞ
まさか、晩年の福島正則が川中島の所領二万石に落ち着くとは・・・。
人生、何が起こるか分かりませんね。
数十年前に川中島で戦っていた上杉・武田、この福島正則の姿を見たら何と言うでしょうね。
人生、何が起こるか分からない。人生、一瞬で変わる。
今日も学びました~^_^;
福島正則編、リクエストに早速の行動ありがとうございます~(^^ゞ
まさか、晩年の福島正則が川中島の所領二万石に落ち着くとは・・・。
人生、何が起こるか分かりませんね。
数十年前に川中島で戦っていた上杉・武田、この福島正則の姿を見たら何と言うでしょうね。
人生、何が起こるか分からない。人生、一瞬で変わる。
今日も学びました~^_^;
Posted by 太公望
at 2019年02月06日 20:59

太公望さん、こんばんは。
僕には画像の掲載しかできませんが、このようなコメントをいただくと、シリーズ化してよかったと勝手に思っております。
その筋に通じた人の目には見えてくるものがあるのですね。
福島正則の晩年、対する石田三成の末期。
すべからく諸行無常なのかもしれませんね。
次回予告、と言いたいところですが、第四弾はこれから考えます。
僕には画像の掲載しかできませんが、このようなコメントをいただくと、シリーズ化してよかったと勝手に思っております。
その筋に通じた人の目には見えてくるものがあるのですね。
福島正則の晩年、対する石田三成の末期。
すべからく諸行無常なのかもしれませんね。
次回予告、と言いたいところですが、第四弾はこれから考えます。
Posted by SFMちゃん
at 2019年02月07日 21:06
