2018年06月13日
無券游魚者あれこれ
近年は減少してきたとはいえ、自然環境の過酷な渓流域にもかかわらず、けっこう逞しく生き抜いているのが無券游魚者である。
一応は僕も某内水面漁協の組合員になっているから、無券游魚者に出会ったときには相応の指導、並びに是正などを促すのである。
無券游魚者各位におかれては、クルマを横付けできるお気軽な釣り場よりも、入溪に手間がかかる人影疎らな沢筋などに根強く生き残っているようであるが、彼等にとって不幸なことに、僕のように専ら人混みを避けた釣り場を渡り歩く希少な組合関係者もいるわけで、「こんなところで出やがった。」などと、ツキノワグマの如く思われるのが僕なのである。

次に挙げるのは、ほんの一例である。
どれもこれも、コクやらアクやらが滲み出たようないい大人ばかりである。
「もう20年以上ここに通っているけど、釣り券なんて言われたのは初めてだ。一度も買ったことねえよ。」
車止めから2時間以上歩いてきて、数人で釣りをしていたおっさんたちである。
「20年以上も無券で釣っておられたんですか。
実に好ましくありませんね。
むしろ、言語道断と言わざるを得ません。」
釣りは中止、ご一行様におかれては速やかに脱溪、2時間の道のりをお帰りいただくことになる。
「朝の暗いうちから来てるのに、券を売ってる店が開いてねえし、買いたくても買えないじゃねえかい。」
「いやいや、お父さんね、他の皆さんは事前に買われたり、年券を持っておられるんですよ。
ちなみにコンビニにも置いてありますよ。」
早朝からのご苦労には頭が下がるけれど、ここでも釣りは中止である。
アタマの先からつま先までシムス社の製品で統一しつつ、フライロッドはRLウィンストン、あらゆる状況に対応できる小物類、おそらくはフライパターンも相当に吟味されているに違いない。
にも拘らず、唯一、釣り券だけは持っていなかったフライフィッシャーが物も言わずに脱溪していく姿はどうであるか。
詳しい説明は野暮であるネ。

三者三様、それぞれに言い分はあるようだけれど、はっきり言えば屁理屈である。
どれほどに深い溪に分け入っても、壁には耳があって障子には目がある。
無券常習者の旦那、そのうち僕が見つけちゃうよ。

万一、溪筋で遭難して救助されると、警察官、救助隊員、消防署員、野次馬など、大勢の関係者に囲まれることになる。
無券だったら恥の上塗りになっちゃうよ。
一応は僕も某内水面漁協の組合員になっているから、無券游魚者に出会ったときには相応の指導、並びに是正などを促すのである。
無券游魚者各位におかれては、クルマを横付けできるお気軽な釣り場よりも、入溪に手間がかかる人影疎らな沢筋などに根強く生き残っているようであるが、彼等にとって不幸なことに、僕のように専ら人混みを避けた釣り場を渡り歩く希少な組合関係者もいるわけで、「こんなところで出やがった。」などと、ツキノワグマの如く思われるのが僕なのである。
次に挙げるのは、ほんの一例である。
どれもこれも、コクやらアクやらが滲み出たようないい大人ばかりである。
「もう20年以上ここに通っているけど、釣り券なんて言われたのは初めてだ。一度も買ったことねえよ。」
車止めから2時間以上歩いてきて、数人で釣りをしていたおっさんたちである。
「20年以上も無券で釣っておられたんですか。
実に好ましくありませんね。
むしろ、言語道断と言わざるを得ません。」
釣りは中止、ご一行様におかれては速やかに脱溪、2時間の道のりをお帰りいただくことになる。
「朝の暗いうちから来てるのに、券を売ってる店が開いてねえし、買いたくても買えないじゃねえかい。」
「いやいや、お父さんね、他の皆さんは事前に買われたり、年券を持っておられるんですよ。
ちなみにコンビニにも置いてありますよ。」
早朝からのご苦労には頭が下がるけれど、ここでも釣りは中止である。
アタマの先からつま先までシムス社の製品で統一しつつ、フライロッドはRLウィンストン、あらゆる状況に対応できる小物類、おそらくはフライパターンも相当に吟味されているに違いない。
にも拘らず、唯一、釣り券だけは持っていなかったフライフィッシャーが物も言わずに脱溪していく姿はどうであるか。
詳しい説明は野暮であるネ。
三者三様、それぞれに言い分はあるようだけれど、はっきり言えば屁理屈である。
どれほどに深い溪に分け入っても、壁には耳があって障子には目がある。
無券常習者の旦那、そのうち僕が見つけちゃうよ。
万一、溪筋で遭難して救助されると、警察官、救助隊員、消防署員、野次馬など、大勢の関係者に囲まれることになる。
無券だったら恥の上塗りになっちゃうよ。